連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第868回「男色ゲイム大賞2025」
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この手のものは今年最後の連載でやるもんだと思うんですが,先週早まって告知してしまったので。「もう今年も終わりますよ」感を出しといて,どんな気持ちで来週の連載を書けばいいのか……。
まあ,それは来週考えます。まずはノミネート作品から。
まずは「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」ですかね。これ,上半期では一番プレイしました。私は「龍が如く」シリーズをこよなく愛しているわけですが,今作もしっかりと楽しく遊ばせていただきました。
「龍が如く」シリーズのスピンオフ的な作品,けっこう好きなんですよ。リアリティとは別の遊ばせ方を提示してくれるんで。今回も海賊という,もはや極道とは違ったテーマの作品となりました。
これがね,面白いんですよね。ワクワクした。私がシミュレーションゲイムの「大航海時代」が好きで,航海に対してロマンを感じるタイプの人間だってのも大いにあるとは思いますが。
シリーズの中でも,けっこう好き。上位に入ってくると思います。選考理由としては,ストーリーというより,ゲイム性を重視している印象だからです。頭を空っぽにして遊べるというか。シリーズの中では,珍しい切り口だなと思いました。
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「春待ちトロイダル」。これ,ループものが好きな私としては大満足のタイトルでした。テキストアドベンチャーです。単純にストーリーがしっかりしてます。
周回してなんぼの作品なんですが,序盤はストーリーは動きません。カードバトルもありまして,これが強くならないことには話が進みづらい。周回すると強さが引き継がれるので,カードが強くなっていくわけです。
で,気づいたらストーリーが進み始める。プレイするモチベーションが,序盤は「カードを強くすること」で,周回を重ねるたびにストーリーに対する興味へとうまくシフトしていく。非常に面白く,最後までプレイすることができました。
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「1f y0u're a gh0st ca11 me here!」は,ちょっとカルチャーショックを受けた作品です。驚きというか,固定観念を壊されたという意味では,2025年で最大です。
失礼ながら,グラフィックスはそこまでキレイな感じではないのですが,プレイしてるうちにどうでもよくなってくる。いわゆるテキストアドベンチャーなんですが,ただの読み進めるだけではなく,しっかりとテキストアドベンチャーの中でゲイム性を詰め込んでいる。
面白いし,「ああ,この手があったか!」と思わされました。いや,「おまえ何目線だよ」って言われるとぐうの音も出ないんですが。伏兵的な面白さなので,ぜひプレイしてみてください。
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続いては「Nintendo Switch 2」。みんなご存じ任天堂の新ハードなんですが,なかなか手に入らないことがゲイム要素になっていた気がしてます。今,無事に手に入れているからこういうことが言えるのかもしれません。
発売当初は抽選で買えるかどうかが決まるということで,ドキドキしながらメールを待っていたのが,数年前のような感覚です。今年だったんですよね? 信じられん。
私にとって,2025年はそれくらい濃い1年だったのかもしれません。10月〜11月に虫垂炎でトータル半月ほど入院してたんですが,看護師さんに「Switch2,持ってるんですか!?」とビビられたんで,ちょっとした優越感を味わうことができました。
ソフトではないんですが,新ハードの発売でここまでゲイム性があったのは史上初ではないかと思うので,ノミネートさせていただきました。
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そして,「男色ゲイム大賞2025」グランプリは「Ghost of Yōtei」です。先週も予告していたので驚きではないですよね。
選考理由なんですが,「めちゃくちゃ面白かった」というシンプルな理由です。操作してて気持ちいいし,移動も,ミニゲイム要素も,サブクエストも,すべてが美しい。あ,これを書いている時点ですが,昨日クリアしました。
なので,ストーリーに関しても言及できるのですが,ストーリーに驚きの展開はありません。ただ,それが面白くないことを意味するものではありません。そんな気がしてた展開になるうえで,それでもやはり心が締め付けられる気持ちになりました。
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最終的な感想は「美しいゲイムだったな」です。本当はアクション部分も堪能してもらいたいので,余計なことを言いたくはないのですが,難度を下げてでもプレイしてほしいと思います。
このゲイムを味わう意味で,難度はそこまで重要なファクターではないので。敵のスキを突くことで倒していくアクション要素も楽しいですけどね。ゴリ押したい人は難度を下げたら,ストレスなく進めると思われます。
ただゲイムとして面白いので,まだプレイしてない人はぜひ。
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今年のゲイム大賞は,こんな感じでしょうか。
毎年思うんですけども,「もうゲイムも極まってるだろ」と感じていても,ちゃんとその先があるんですよ。毎年,必ず面白いゲイムが生まれてくる。そこがすごい。
やっぱり私はゲイムが好きだし,ゲイムを生み出してくれるクリエイターを尊敬しています。
2026年,どんなゲイムが出てくるかは分かりませんが,期待してゲイムをプレイし続けたいと思っています。きっと,ちゃんと期待を越えてくれると思いますので。
では,どんな顔をして来週の連載を書けばいいかはさておき,2025年のゲイムライフを振り返ってみました。それではまた来週。
今週のハマりゲイム
Nintedno Switch 2:「オクトパストラベラー0」
PlayStation 5:「Ghost of Yōtei」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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- 関連タイトル:
Ghost of Yōtei
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キーワード
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- 男色ディーノ
- ライター:男色ディーノ
- 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ
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- PS5:Ghost of Yōtei
- PS5
- アクション
- アドベンチャー
- CERO Z:18歳以上のみ対象
- Sucker Punch Productions
- サバイバル
- ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- プレイ人数:1人
- 戦国時代
(C)2024 Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by Sucker Punch Productions. Ghost of Yotei is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.
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