スマホゲームのセルラン分析（2025年12月4日〜12月10日）。今週の1位は「モンスターストライク」。7月〜9月の全世界DL数ランキングも紹介

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年12月4日〜12月10日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	4	モンスターストライク	10％	80％
2	1	ラストウォー：サバイバル	15％	-38％
3	7	eFootball	17％	44％
4	3	ホワイトアウト・サバイバル	-4％	-24％
5	12	Fate/Grand Order	29％	14％
6	21	原神	22％	85％
7	34	勝利の女神：NIKKE	30％	142％
8	10	パズル＆ドラゴンズ	-29％	-6％
9	2	SDガンダム ジージェネレーション エターナル	1％	-57％
10	8	Pokémon Trading Card Game Pocket	0％	-33％
11	5	呪術廻戦 ファントムパレード	-38％	-56％
12	13	Pokémon GO	-4％	-29％
13	17	ロイヤルマッチ	-2％	1％
14	24	ゴシップハーバー：マージ＆ストーリー	5％	16％
15	62	キングダム 覇道	0％	151％
16	9	学園アイドルマスター	16％	-42％
17	11	プロ野球スピリッツA	8％	-41％
18	15	にゃんこ大戦争	-1％	-37％
19	14	崩壊：スターレイル	-10％	-45％
20	23	トゥーンブラスト	-15％	-8％
21	6	ウマ娘 プリティーダービー	-4％	-62％
22	26	Kingshot	-2％	-12％
23	-	FAIRY TAIL 魔導士クロニクル（12月3日リリース）	-	-
24	81	PUBG MOBILE	14％	135％
25	20	パズル＆サバイバル	-36％	-30％
26	16	荒野行動	4％	-50％
27	31	Last Z: Survival Shooter	22％	-11％
28	19	LINE：ディズニー ツムツム	24％	-44％
29	33	遊戯王 マスターデュエル	-19％	-15％
30	27	ONE PIECE バウンティラッシュ	-10％	-28％
31	35	ガーデンスケイプ	-22％	-12％
32	22	信長の野望 覇道	2％	-42％
33	53	ブロスタ	15％	29％
34	38	Top Heroes	1％	-15％
35	29	鳴潮	-29％	-30％
36	59	カオスゼロナイトメア	-1％	28％
37	32	LINE ポコポコ	-68％	-28％
38	36	メメントモリ	-13％	-22％
39	41	妖怪ウォッチ ぷにぷに	-32％	-13％
40	43	ホームスケイプ	-13％	-10％
41	18	ドラゴンクエストウォーク	-15％	-61％
42	57	Pokémon Sleep	-4％	0％
43	51	ロマンシング・サガ・リ・ユニバース	3％	-14％
44	45	放置少女	-3％	-26％
45	52	ブルーアーカイブ	9％	-14％
46	46	タウンシップ	-10％	-24％
47	67	フィッシュダム	-10％	-11％
48	30	あんさんぶるスターズ！！Music	-28％	-53％
49	54	Disney Solitaire	-11％	-24％
50	71	三國志 真戦	56％	-11％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　国内収益ランキング1位は「モンスターストライク」（iOS / Android）だ。TVアニメ「モンスターストライク デッドバースリローデッド」の「ジュゲム」が12月6日にゲーム内に登場し，前週比で収益を80％伸ばした。


　「勝利の女神：NIKKE」（iOS / Android）は，新バージョン「TERMINUS TICKET」を12月4日にリリース。新SSRニケ「ディーゼル：ウィンタースイーツ」の実装などが，前週比142％の増収につながった。


　「キングダム 覇道」（iOS / Android）はシーズン2が12月4日に開幕し，臨時千人将「信」「蒙恬」「王賁」や廉頗四天王「輪虎」が追加された。前週比151％の増収を達成し，62位から15位まで順位を上げている。


　新作タイトルは，サイバーエージェントの連結子会社であるGOODROIDから12月3日にリリースされた「FAIRY TAIL 魔導士クロニクル」（iOS / Android）が23位にランクイン。漫画・アニメ「FAIRY TAIL」を題材とした放置系RPGで，おなじみのキャラクターたちからチームを結成し，S級クエストのクリアを目指していく。

スマホゲームの全世界ダウンロード数ランキング
（2025年7月1日〜9月30日）

　今回は，全世界のApp StoreとGoogle Playにおける7月〜9月のダウンロード数ランキングを紹介しよう。前期（関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）
1	3	Roblox	32％
2	2	Garena Free Fire	1％
3	1	ブロックブラスト	-15％
4	4	Subway Surfers	14％
5	6	ピザレディー	8％
6	5	Ludo King	-7％
7	40	Tile Explorer	70％
8	13	ヴィータ麻雀	24％
9	8	Hole.io	-2％
10	28	FPS Strike Ops	24％
11	24	ロイヤルキングダム	23％
12	-	My Talking Tom Friends 2（7月15日リリース）	-
13	32	Tile Club	24％
14	22	キャンディークラッシュ	13％
15	12	ぴあのたいる 7	-3％
16	16	ロイヤルマッチ	1％
17	15	My Talking Tom 2	-4％
18	129	クラッシュ・ロワイヤル	136％
19	26	PUBG MOBILE	8％
20	20	8 Ball Pool	0％
21	9	EA SPORTS FC Mobile Soccer	-16％
22	10	Cookingdom	-20％
23	19	Extreme Car Driving Simulator	-9％
24	14	モバイル・レジェンド: Bang Bang	-16％
25	54	Magic Tiles 3	24％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（DL数）の実値は本連載では非公開

　全世界ダウンロード数ランキングの1位は，ゲームプラットフォーム「Roblox」だ。1億5000万人以上のアクティブユーザー数と，700万点以上のコンテンツを誇っている。
　国別のダウンロード数（7月〜9月）を見ると，インドネシアが12.6％で1位，ブラジルが7.8％で2位，アメリカが7.6％で3位。特定の地域でのみ人気が高いわけではなく，グローバルに人気が分散している。


　7位の「Tile Explorer」は，Oakever Gamesが配信中のマッチ3パズルだ。タイルを使った数百種類のパズルをプレイできる。
　国別のダウンロード数を見ると，インドが17％で1位，ブラジルが9.4％で2位，メキシコが5.6％で3位となっている。


　また，Outfit7が7月15日にグローバルリリースした「My Talking Tom Friends 2」は12位にランクイン。17位の「My Talking Tom 2」と同じ「Talking Tom & Friends」シリーズのカジュアルゲームであり，トーキング・トムと仲間たちがバーチャルワールドを探索する。