
ニュース
Google TV搭載のゲーマー向けディスプレイやGeForce RTX 5060搭載カードなど注目のGIGABYTE製品をチェック
ゲーマー向けノートPC
ゲーマー向けノートPCの新製品では,16インチ級の「GIGABYTE Gaming A16 Pro」が登場した。
![]() |
本製品は,日本国内で3月に販売を開始した「GIGABYTE Gaming A16」(型番名:CMHI2JP894SH)のCPUとGPUを変更したノートPCだ。既存製品は,IntelのノートPC向けCPU「Core i7-13620H」と,NVIDIAのノートPC向けGPU「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」を採用したエントリー市場向けモデルとなっていた。
これに対してGIGABYTE Gaming A16 Proは,最上位構成でCPUに「Core 7 240H」を,GPUに「GeForce RTX 5080 Laptop GPU」を採用している。また,上位クラスのゲーマー向けノートPC「AORUS MASTER 16」と共通の冷却機構を採用するのもポイントとなる。
ディスプレイパネルは,解像度2560×1600ドット,アスペクト比16:10,最大リフレッシュレート165Hzの液晶パネルを採用する。
ディスプレイ
ゲーマー向けディスプレイは,西川善司氏がすでに本会場のGIGABYTEブースに展示していた製品を紹介している(関連記事)。プライベートブースには,さらにいくつかの新製品があったので,気になる製品を紹介しよう。
「M27QS」は,27インチサイズで,解像度2560×1440ドット,垂直最大リフレッシュレート180Hzという流行のスペックを押さえたディスプレイだ。
![]() |
Googleのテレビ向けOS「Google TV」を採用しており,ディスプレイ単体で動画配信サービスなどを利用できる。また,今回の展示にはなかったのだが,製品にはリモコンが付属するという。
また,27インチサイズで解像度3840×2160ドット,垂直最大リフレッシュレート240Hzの量子ドット有機ELパネルを採用した「MO27U2」も展示していた。
![]() |
グラフィックスカード
グラフィックスカードは,すでに日本でも販売している「GeForce RTX 5060」搭載製品を2つ展示していた。ひとつめの3連ファンクーラーを採用した「AORUS GeForce RTX 5060 ELITE 8GB」は,基板の長さがかなり短いのが特徴だ。3連ファンのうち,約1基分しか基板を覆っておらず,そのほかの2基分は表から裏へとエアーが抜ける構造となっている。
![]() |
![]() |
ふたつめの「GeForce RTX 5060 OC Low Profile 8G」は,ロープロファイルに対応した小型モデルだ。公称本体サイズは,69(W)×182(D)×36(H)mmで,スリムタイプのPCケースにも組み込める。
![]() |
GIGABYTEが「STEALTH」ブランドで展開する裏配線仕様のグラフィックスカード「AORUS GeForce RTX 5090 STEALTH ICE 32G」にも注目だ。補助電源コネクタをクーラーの奥に配置するほか,クーラーの外装部分に開口部を設け,そこに補助電源ケーブルを通すことで,目立ちにくくしている。
![]() |
![]() |
![]() |
このほか,GPU関連では,「GeForce RTX 5090」を搭載した外付けGPUボックスの新モデル「AORUS RTX 5090 AI BOX」も展示していた。PCとの接続インタフェースにThunderbolt 5を採用してるのがポイントで,広帯域のデータ転送が生かされており,通常の単体グラフィックスカードと比べても性能の落ち込みが少ないという。
![]() |
マザーボード
マザーボードでも,STEALTHに対応した「X870 AORUS STEALTH」を用意している。基板だけでなく,メモリスロットやPCI Expressスロットも白で統一しており,白色PCの組立てに適している。
![]() |
![]() |
また,「B850M AORUS ELITE WIFI7 ICE-P」は,中国市場向けに展開していたマスコットキャラクター「雕妹」を描いたマザーボードで,中国以外の市場にも展開する予定だという。
![]() |
GIGABYTEの日本語公式Webサイト
4Gamer.netのCOMPUTEX 2025特集ページ
- 関連タイトル:
AORUS
- 関連タイトル:
GeForce RTX 50
- この記事のURL: