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ノイズや干渉に強く安定した通信を謳うeスポーツ向けワイヤレスマウスがエレコムから登場
スタンダードモデルの「VM800」に加えて,公称本体サイズが少し大きい「VM800L」をラインナップしており,同社公式ストアでの税込価格は,いずれも1万9980円となっている。また,2025年9月17日までの予約で,通常価格から3000円引きするキャンペーンも実施するそうだ。
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VM800シリーズは,左側面にサイドボタンを備えた右利き用マウスだ。従来製品から部品や内部構造の見直しにより,公称本体重量は,VM800が約59g,VM800Lが約64gと,比較的軽いのがポイントだ。
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VM800シリーズの大きな特徴であるUWB通信では,7.25〜9.3GHzの帯域を利用する。冒頭でも紹介したように,2.4GHz帯を使用するほかの機器との干渉を防げるほか,20倍以上拾い帯域幅でデータを転送することで,安定した通信を実現するという。ゲーム大会などのイベントはもとより,いまどきは個人利用でもマウスやキーボード,ヘッドセット,ゲームパッドなど,多くのデバイスがワイヤレス接続することも珍しくない。そうした場合であっても,安定した通信ができるメリットはあるだろう。
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なお,高い周波数の電波は直進性が高く,壁や障害物での減衰が大きい。そのため,従来製品における電波到達距離が約10mであるのに対して,VM800では約1.5mと短くなる。ただ,マウスであれば,ワイヤレスアダプタに近い位置で接続することが多いので使用するうえで問題は起こりにくい。
エレコムは,マウスに続いて,UWB通信に対応したキーボードの開発も計画しているとのことだ。
また,VM800シリーズは,最大8000HzのUSBレポートレート(ポーリングレート)に対応するのも見どころとなっている。エレコムによると,VM800シリーズと同じ8000Hz対応を謳う製品のなかには,送信は8000Hzで行うが受信は異なる場合や,クリックや移動量といった重要なデータが通信に含まれていな場合,PCとワイヤレスアダプタでは8000Hzで通信するが,マウスとワイヤレスアダプタでは4000Hzでの通信といったものがあるそうだ。VM800シリーズは,送受信もPCからマウスまで,すべて8000Hzで通信する「True8000Hz」を実現したとアピールする。
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高速なUSBレポートレートで通信することで,応答速度も短縮しており,従来製品が約2.5msであるのに対して,VM800シリーズは約0.45msと,大幅に短くなっているという。
搭載センサーは,PixArt Imaging製光学式センサーの「PAW3950DM」を採用しており,トラッキング解像度が30〜30000DPIで,最大トラッキング速度は750 IPS,最大加速度は50Gという高いスペックを備える。
エレコムのVM800シリーズ製品情報ページ
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ELECOM GAMING V custom
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