
プレイレポート
[プレイレポ]「マーベル・ライバルズ」シーズン2後半の新要素を先行体験。回復と攻撃を同時にこなす新ヒーロー「ウルトロン」の性能をチェック
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シーズン2.5では,ドローンを操る人工生命体「ウルトロン」が新ヒーローとして参戦。“生きる島”とも呼ばれるミュータント国家「クラコア」を中心に展開されるストーリーは,ついにクライマックスに突入する。
今回,新バージョンの要素をひと足早く遊ぶ機会が得られたので,プレイレポートをお届けしよう。
「マーベル・ライバルズ」公式サイト
新ヒーロー「ウルトロン」
回復と攻撃を両立する万能キャラ
まずはアップデートの目玉となる新ヒーロー「ウルトロン」の性能を紹介していこう。
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ウルトロンは高い機動力と回復能力を備えたストラテジスト系ヒーローだ。攻撃と防御を両立した汎用性の高いスキルと,自由にステージを飛び回る飛行能力を持ち,状況に応じて器用に立ち回れる。
ただし体力は250と脆いため,できるだけヴァンガードと連携して行動したい。
ウルトロン | |
---|---|
ロール | ストラテジスト |
操作難度 | ★★☆☆☆ |
体力 | 250 |
通常攻撃 | エネルギービーム 手から灼熱のビームを発射する。多段攻撃で,最終段に大きなダメージが入る |
Q | ウルトロンの怒り 周囲にドローンを召喚して同時に射撃を行う。敵にはダメージを与えつつ,射線内にいる味方には回復効果を与える |
左SHIFT | 飛行ブースト 移動方向に飛び,加速状態に入る |
E | コマンド:修復 ドローンを味方に追従させ,範囲内にいる味方を継続的に回復する。指定された味方は,周囲の味方よりも回復効果が大きい |
右CLICK | コマンド:防衛 ドローンを召喚し,自身と味方をマークする。範囲内の味方にボーナス体力を与える |
連携 | |
C | ナノ・ビーム 連携相手:アイアンマン アイアンマンがウルトロンの武装を強化し,「エネルギービーム」が「ナノ・ビーム」に強化される。ナノ・ビームはキャラクターを貫通し,ヒットした敵にダメージを与えると同時に,通過した味方の体力を回復する |
攻撃能力がそれなりにあり,通常攻撃「エネルギービーム」は即着弾(ヒットスキャン)なので,浮遊するファイター系ヒーローを撃墜する役割もこなせる。ストラテジストとしては素直な戦い方ができるだろう。
ただ,レーザーを照射するようなモーションの関係で1回の射撃時間が長く,最終段にダメージのほとんどが集約されているため,射撃の前半だけをヒットさせても効果が薄い。即着弾ではあるが,効果が発揮されるのが遅い射撃といえる。
移動系のスキルを持つヒーローを遠くから射撃しても逃げられる可能性が高く,最大限の効果を発揮するためには移動先を予測して撃つ必要がある。単に当てるだけなら容易だが,本領を引き出すには経験と技量が求められる。
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ストラテジストとしての役割を果たすスキルは,自身と仲間に一時的HPを付与する「コマンド:防衛」と,1体の仲間を中心に回復フィールドを展開する「コマンド:修復」だ。
コマンド:防衛の一時的HPは少量のため,効果はそれほど大きくないがスキルの回転率は悪くない。10秒ごとにかけ続ければ,味方の総HPを大きく底上げできるだろう。
なにより,打たれ弱いウルトロン自身を保護できるのが大きい。一時的HPなのでダメージを受けていない状態でも価値があるため,接敵直前にとりあえず撃っておくといいだろう。とにかくヒマがあったら発動を忘れないようにしたい。
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地味めな“防衛”に対し,コマンド:修復は強力な回復スキルだ。回復量が非常に多く,効果時間も長いため,攻撃を引き受けるヴァンガードに付与するだけでも十分な役目を果たしてくれる。
また,味方にドローンを追従させて回復フィールドを展開するタイプなので,回復中にウルトロン自身が攻撃に参加できるのも大きな利点だ。ダメージ軽減系の能力を持つ「ザ・シング」など,ダメージを受けながら戦うヴァンガードと連携すれば,相手チームに強い圧力をかけられる。
ただ,ドローンと離れすぎると効果が切れてしまうため,付かず離れずの距離感を維持する必要がある。回復効果をもってしてもウルトロンの脆さは変わらないので,危ないと思ったら防衛を付与しつつ逃げる判断も大事だ。
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アルティメット「ウルトロンの怒り」は回復と攻撃を同時に行える,攻防一体の強力なスキルだ。地面に着弾すると小さな爆風が生まれるので,上空から叩きつけるように射撃すると大きな効果を得られる。戦場全体を見渡せる位置に陣取れば,一気に戦況を覆すことも不可能ではない。
回復したい味方や攻撃したい敵の位置にかかわらず使えるため,集合していなくても効果を発揮できるのも特徴だ。相手の範囲攻撃を嫌って散開すると“修復”の効果を発揮しにくくなるが,それを補う形でアルティメットを放つのも悪くない使い方だろう。
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ただし,マップや場所次第で使い勝手が変わるアルティメットなので,立ち位置には注意したい。「飛行ブースト」による空中機動はそこまで高速ではなく,即着弾の射撃で狙われると簡単に落とされてしまう。撃つために飛び上がるときは遮蔽を利用しよう。
スキルの基本性能はシンプル,かつ強力なものが多いウルトロンだが,完璧に使いこなすには熟練を要する部分もある。とはいえ,難しい操作を要求されるタイプではないので,しっかりと戦況を見極めて戦いたい人はウルトロンになって戦場を支配してほしい。
入り組んだウルトロンの本拠地に突入!
新マップ「地獄の晩餐会:アラッコ」
続いて,新マップ「地獄の晩餐会:アラッコ」(以下,アラッコ)だ。オブジェクトを護送するチームと,それを襲撃チームに分かれて戦う,いわゆる“コンボイマップ”である。
ウルトロンの姿を彷彿とさせる機械がそこかしこに配置された城塞内部には,ウルトロンのドローンを製造する工場やエネルギー源が詰まっている。護送チームの目標は「クラコアの化身」を最奥の「グレートリング」に運ぶことだ。
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アラッコは3つのシークエンスに分かれている。第1段階は建物に侵入するまで続き,第2段階ではウルトロンの工場内を進み,第3段階はグレートリングに向かう形になる。狭いルートを進む場面が多く,横道や高低差が多く見られるため,すべてをフォローしながら行動するのはなかなか難しそうだ。
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クラコアの化身が出撃すると,さっそく複雑な空間に出る。襲撃側が非常に攻撃しやすい場面なので,護衛側は外に出た瞬間から周囲を警戒しよう。ここを抜ければ比較的シンプルな長い道につながるので,多少の被害を出してでも一気に突破したいところだ。
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工場内は入り組んでおり,細い道でも側面に穴があるなど,襲撃側に有利な要素が多い。また,中盤には細い上り坂があり,護送側にとっては大きな難所になりそうだ。
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最後は比較的開けた場所が多いものの,道中にトンネルの下を通る明確なチョークポイントがある。襲撃側にとっては,相手を押し返すチャンスだ。
一方,ここを抜ければ護送側が戦いやすい場面になるので,仲間と協力してアルティメットを叩き込んで勝負に出るのも悪くない。
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全体的に複雑なマップだが,高い位置から身を隠せる場所が多いので,ウルトロンをはじめとする浮遊系(飛行系)のヒーローは力を発揮できるはずだ。襲撃側は範囲攻撃で敵を巻き込みやすい場面が多く,割り振られたチームに応じてヒーローを切り替えることも大事になるだろう。
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今回紹介した要素のほかにも,アップデート後にはパーソナライズシステム「ムード」「絵文字」が追加され,6月6日から期間限定ゲームモード「ウルトロンのバトルマトリックスプロトコル」が登場する。まずは新マップを楽しみながら,新しい要素を待ちたいところだ。
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