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量産型からカスタム機まで,さまざまなロボで戦う「鋼の戦騎ARMIS」プレイレポート。メカデザインやキャラクターの掛け合いなど,随所にリアルロボットアニメへの愛が溢れる[BitSummit]
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印刷2025/07/22 19:20

プレイレポート

量産型からカスタム機まで,さまざまなロボで戦う「鋼の戦騎ARMIS」プレイレポート。メカデザインやキャラクターの掛け合いなど,随所にリアルロボットアニメへの愛が溢れる[BitSummit]

 量産型からカスタム機まで,さまざまなロボで戦う「鋼の戦騎ARMIS」がインディーゲームイベント「BitSummit the 13th Summer of Yokai」に出展されていたので,プレイレポートをお届けしよう。シンプルな操作でカジュアルに楽しめるローグライトとなっており,制作者のメカ愛が溢れているのだ。

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「BitSummit the 13th Summer of Yokai」,Izanami Game Labブース
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 Izanami Game Labが2025年に発売を予定しているアクションゲームが「鋼の戦騎ARMIS」で,対応機種はPCだ。今年2月にはSteamで体験版が配信されていたので,プレイしたことのある人もいるかもしれない。BitSummitでは体験版から開発が進んだバージョンが出展されており,新機能である「慣性制御機動 オラクルシフト」(以下,オラクルシフト)を使ったプレイを楽しめた。

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 人型兵器「ARMIS(Advanced Robotic Mechanized Interceptor System)」が実用化された未来で,「帝国軍」や「地球連合軍」が戦うのが「鋼の戦騎ARMIS」だ。プレイヤーは両軍の個性的なパイロットから1人を選び,好みのARMISに乗せて戦う。ARMISはそれぞれが固有のメイン武器を持つのに加え,パイロットには武器のカテゴリごとに得意と不得意が設定されており,さまざまな組み合わせを試すことができそうだ。パイロットによっては複数人で出撃できる者もいる。仲間はプレイヤーに追従して攻撃してくれるため,小隊気分を味わうことができるのだ。

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 ARMISの武装はオートで使用され,群がる敵を次々に倒していく。経験値を集めるとレベルが上がり,ランダムで提示される3種の武装やパッシブスキルを選べ,毎回異なった展開を楽しめる。システム的には「Vampire Survivors」に近く,この種のゲームをプレイしている人ならすぐに慣れるだろう。
 追い詰められた際に役立つのが,体験版にはなかったシステムであるオラクルシフトで,任意の方向に高速移動できる。武装の中には周囲を薙ぎ払う近接武器もあり,オラクルシフトと組み合わせると多数の敵を一網打尽にできて気持ちがいいのだ。

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 印象的なのが,作品から溢れ出るリアルロボットアニメへの愛だ。ARMISは地味目(誉め言葉)な量産機からヒロイックなカスタマイズ機までさまざまなデザインのものが用意されていて,ロボ好きとしては目移りしてしまう。中でもキービジュアルにも登場する「キャニス・改 反乱軍仕様」の量産機っぷり,つまり主張しすぎないリアルさが素敵だ。
 さらにキャニスにはスピードを上げて頭に角を付けたカスタム機や,両肩にビーム・キャノンを追加した火力増強型といったバリエーションまで用意されているのだから,ツボを押さえている。

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キャニスにはさまざまなバリエーションがあり,こちらもリアルロボットアニメっぽい
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 スーパーロボットっぽい特徴的なフォルムの機体や,マッシブなフォルムに重火器を積んだ機体など分かりやすい派手さもあり,幅広いニーズに応えられるという印象だ。グラフィックスが美しいこともあり,ロボの活躍を眺めたくなってしまう。
 そして,プレイ中には通信が入ったり,パイロットがしゃべったりするため,ここでもリアルロボットアニメの気分を楽しめるのである。

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 本作はIzanami Game Labのデビュー作であり,「皆がルールを知っていて,シンプルな操作で遊べるゲームにしよう」ということでシステムは「Vampire Survivors」に近いものに決定した。
 そして,「Vampire Survivors」の面白さはピンチが連続することによるドラマチックさであることから,さらなるドラマチックさを目指し,リアルロボットアニメをテーマにすることに。

 バトルものでドラマ性を志向するのであれば,人間が戦うミリタリーものでもいいはずだが,リアルロボットアニメとしたことにも理由がある。ミリタリーものは過酷な戦場を生身で生き抜かなければならないため,キャラクターが屈強な男性に偏りがちだ。しかし,リアルロボットアニメであれば操縦の能力さえあればいいため,老若男女を問わず幅広い人物を出すことができ,年齢層のバラつきがドラマ性を深めるのである。

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 ロボットのデザインにも力が入っており,前述した量産機キャニスをデザインする際には,リアルロボットアニメで大切となる量産機らしさを表現するために試行錯誤したという。
 また,「Vampire Survivors」系のゲームには珍しい,ズームアップしたカメラも用意されているが,これはロボットの活躍を堪能するため。プレイアビリティは下がるものの,ロボット好きに向けてあえて実装した機能なのだそうだ。

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 体験版のフィードバックを受け,アクション性を高めるためにオラクルシフトを実装するなど,「鋼の戦騎ARMIS」の開発は進行中である。2025年中の発売日を楽しみに待とう。

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「鋼の戦騎ARMIS」Steamストアページ

Izanami Game Lab公式サイト

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