12日間で伝染病の根源を見つけ出せるか。サバイバルRPG「Pathologic 3」，時間操作のメカニックを紹介する最新トレイラーが公開に

　Ice-Pick Logicは，HyperTrain Digitalから2025年内のリリースが予定されているサバイバルホラーRPG「Pathologic 3」の最新トレイラーを公開した。


　「Pathologic 3」は，伝染病の蔓延によって多くの死者が出る中，その発生場所とされる村に派遣された若き医者の主人公デニール・ダンコフスキーが，村と伝染病の謎を解き明かしていくストーリーが展開する。


　医者としてやるべきことの多くがシミュレートされており，患者のカルテをチェックして薬品を決めて治療したり，ワクチンの開発を試したりして，伝染病への対処法を見つけていく。場合によっては，外出禁止令や隔離などの処置も必要になる。
　プレイヤーの一つひとつの選択が，翌日以降の伝染病の広がりや，重要参考人の死に直結する。残された時間は12日間。この中で伝染病と闘わなくてはならない。


　公開された映像では，アマルガマ（Amalgama）と呼ばれる時間操作のゲームメカニックが紹介されている。アマルガマは，ラテン語で「融合」という意味だが，何かを融合させることによって時計を操作できるようになり，自分の決定がどのような効果を得るのか，何をすれば自分が思うような状況になるのかを，過去，現在，未来を往来しながら突き止めていくようだ。



　新型コロナウイルス感染症の流行により伝染病の脅威が身近なものになっただけに，そこにホラーな要素が加わることで，どのような体験ができるのか。気になる人は公開済みの無料プロローグ版「Pathologic 3: Quarantine」をプレイするなどしつつ，続報を楽しみに待とう。