オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
パッケージ
ソニックレーシング クロスワールド公式サイトへ
  • セガ
  • 発売日:2025/09/25
  • 価格:パッケージ/ダウンロード通常版:7990円(税込)
    デジタルデラックス版:8990円(税込)
準備中
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2025/06/10 14:46

インタビュー

[インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する
 ソニックたちが豪快に,そして自由にレーストラックを駆け抜ける――セガが2025年9月25日に発売を予定している「ソニックレーシング クロスワールド」について,アメリカのロサンゼルスで6月7日から9日までの3日間行われたイベント「Summer Game Fest: Play Days」にて,ソニックシリーズのプロデューサーを務める飯塚 隆氏に話を聞いた。

 4GamerではSummer Game Festに合わせて,本作のプロデューサーを務める瀧 隆一氏とクリエイティブディレクター小早川 賢氏のインタビューおよび先行プレイレポートを掲載しているので,合わせてこちらもチェックしてほしい。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する


4Gamer:
 Summer Game Fest,おつかれさまでした。まずは,この3日間のイベントを終えての感想をお聞かせください。

飯塚 隆氏(以下,飯塚氏):
 ありがとうございます。特に印象に残っているのは,SGFのステージに立ったことですね。
 イベント自体にはこれまでも参加していましたが,登壇は今回が初めてでした。初音ミク,「龍が如く」シリーズの春日一番,「ペルソナ5」のジョーカーと,立て続けにゲストキャラクターを発表した際の盛り上がりは本当にすごかったです。最後に紹介した「マインクラフト」も反響が大きくて,いいスタートを切れたと感じました(笑)。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

4Gamer:
 メディアからの取材も多かったかと思いますが,反応はいかがでしたか?

飯塚氏:
 ありがたいことに,ほとんど休みなく取材対応をしていました。その中でも,やはりステージで発表したコラボキャラクターたちへの関心がとても高くて,それだけ注目してもらえたんだなと実感しています。ゲーム本編の話もしたいなあ,面白さもしっかり伝えたいなあという気持ちもありましたけど(笑)。

4Gamer:
 あらためてになりますが,今回は前作「チームソニックレーシング」と打って変わって,セガのゲームキャラクターやそのほかのゲストキャラクターたちが集まるゲームになっていますね。その経緯を知りたいです。

飯塚氏:
 「チームソニックレーシング」の前の「ソニック オールスターズレーシング」では,セガのキャラクターが多数登場していました。
 それと変わって「チームソニック」ではソニックのキャラに絞ったチーム戦のゲームになりましたが,楽しんでいただけている一方で,前作のセガのオールスターゲームみたいなところに魅力を感じてた人からは「ほかのセガキャラも出してほしい」という声もまた多かったんです。
 本作ではソニックの世界をより「広がりのあるもの」として再構築するという考えもあり,その意味でもソニックのゲームでありセガのオールスターズ的な楽しさも詰め込んだ作品にしました。

4Gamer:
 なるほど。「ペルソナ」や「龍が如く」を通じて,ソニックをあまり知らない人にも興味を持ってもらえる間口の広さがありますね。
 最近はスーパーマリオやマインクラフト,そしてソニックのように,ゲームだけではなく映画などの展開でも広い層が作品に興味を持つようになり,それがきっかけでゲームに戻ってくる親世代や保護者も増えていると思います。
 こういったゲームを遊ぶ子どもやあまりゲームをしない人たちでも楽しめるようなものを……みたいなことは意識されていますか?

飯塚氏:
 はい,かなり考えています。
 ソニックといえばスピードが魅力ですが,初めての人でも楽しめるように,スピードを抑えた設定にもできるようになっています。そこから少しずつ慣れていって,本来のソニックのスピード感を楽しんでもらえたらと。操作アシスト機能で,小さなお子さんやゲームに不慣れな人でも遊びやすくしています。
 その一方で,上級者向けには「スーパーソニックスピード」のような超高速モードも用意して,幅広い層が楽しめるようにしています。

4Gamer:
 今回のSGFに合わせてプロデューサーの瀧 隆一さんやクリエイティブディレクターの小早川 賢さんにもお話をうかがっていますが,お二人はアーケード出身でもありますよね。そういった印象もあってですが,本作からはアーケードゲーム精神みたいなのを感じます。

飯塚氏:
 そうですね。今回は,ソニックチームと,長年アーケード開発を手がけてきたチームが合同で制作にあたっています。お互いの強みを持ち寄っていて,誰でも楽しめるソニックらしさに,アーケードゲームのような楽しさややりごたえを組み合わせたゲームを目指しています。

4Gamer:
 なるほど。オールスターでにぎやかなパーティーゲーム感もありつつ,「もう一回!」と100円を入れたくなるような感覚というか。

飯塚氏:
 そうですね。アーケードゲームって,難しければいいというわけではありません。勝てないけど,もう少しの何かで超えられそうと感じられる。「今のプレイをちょっと工夫すれば勝てそうだ」と思えるから,ついもう一度やりたくなるんです。
 そういった,前向きになれて自然と再挑戦したくなる。その絶妙なバランスとテンポ,そして驚きを大切にしています。

4Gamer:
 キャラクター同士の掛け合いがある演出も,格闘ゲームのようでアーケード的ですね。

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

飯塚氏:
 また演出面で特別な仕掛けとして,1人用の「グランプリ」モードでは,レース中にライバルキャラが登場します。ただ1位を目指すだけでなく,「あいつには負けられない!」というドラマが展開されるんです。

4Gamer:
 1レースの中にちょっとしたストーリーを想像できるような。

飯塚氏:
 はい。ライバルの強さも設定できるので,初心者の人にはちょうどいい相手に,上級者には手強いライバルにできます。

4Gamer:
 ゲームのシステム面では,どのあたりが注目ポイントでしょうか。

飯塚氏:
 「ガジェットシステム」ですね。組み合わせによってプレイヤーのプレイスタイルに個性が出せる仕組みで,たとえばスピン攻撃系のガジェットを装備すると,敵集団に突っ込んで一気に弾き飛ばす戦い方ができる。マシンを強くするというより,自分の走り方やプレイスタイルを強化するイメージですね。

画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

4Gamer:
 対人戦だと,相手のガジェットの組み合わせから戦術を読み合うような展開もありそうです。

飯塚氏:
 ええ。レース前に相手のガジェット構成を確認できるようになっていて,戦術を練ることができます。

4Gamer:
 「この人はスピン攻撃で突っ込んできそうだから気をつけよう」みたいに,コースやプレイヤーごとの駆け引きも面白くなりそうです。人間性が出る部分もありそう(笑)。

飯塚氏:
 そうですね,そこも面白いところになるかと思います。「このガジェットの組み合わせ,蹴散らしてでも勝つ気だぞ」みたいな(笑)。

4Gamer:
 マシンのカスタマイズ要素も充実しているとうかがいました。見た目も個性が出せそうですね。

飯塚氏:
 もちろんカラーやステッカーも自由に変えられますし,フロントパーツ,リアパーツ,タイヤの組み合わせによるマシンカスタマイズも可能です。登場する車種もシリーズ最大規模で,従来の「ソニックらしさ」もありつつ,いままでにない意外なデザインも登場しますよ。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

4Gamer:
 発売は9月予定とのことですが,その後の展開についても教えてください。

飯塚氏:
 まずレーサーは,発売後1年ほどかけて順次追加していく予定です。無料キャラに加えて,シーズンパスで登場するコラボキャラも含めると,かなりのボリュームになると思います。「あのキャラは出ないの?」と気になる方も,きっとご満足いただけると思いますよ。
 あとは,まだ詳細は言えませんが,マルチプラットフォームでいろんな人が一緒に遊べるゲームだからこそ,オンラインで定期的なイベントマッチのような企画も考えています。

画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

4Gamer:
 来年はソニック35周年ですね。今回の「クロスワールド」も,記念イヤーに向けた盛り上がりの一環になりそうです。

飯塚氏:
 近年でいうと,新たなソニックのゲームの形となった3Dアクション「ソニックフロンティア」に,本来のスタイルである2Dゲーム「ソニックスーパースターズ」,その両方をたのしめる「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」,そして今回のレースゲーム「クロスワールド」を出してきました。
 2D,3D,レースと,ソニックシリーズの軸になるようなゲームが揃っているので,それらを通して35周年に向けてソニックの魅力をお届けしていきたいと思っています。

4Gamer:
 これからのソニックの展開に期待したいと思います。本日はありがとうございました!

画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / [インタビュー]「ソニックレーシング クロスワールド」飯塚 隆氏に聞く。誰でも気持ちよく走れるレースゲームが,オールスターでさらに進化する

「ソニックレーシング クロスワールド」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • 関連タイトル:

    ソニックレーシング クロスワールド

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:06月10日〜06月11日