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松竹ゲームズがBitSummitに初ブース出展。担当責任者に“エンタメの老舗”が挑むゲーム展開とイベント出展の感想を聞いた[BitSummit]
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印刷2025/07/22 18:25

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松竹ゲームズがBitSummitに初ブース出展。担当責任者に“エンタメの老舗”が挑むゲーム展開とイベント出展の感想を聞いた[BitSummit]

 2025年7月,京都で開催された「BitSummit the 13th: Summer of Yokai」に,松竹ゲームズが初めてブース出展を行った。

 2024年6月に本格的にゲーム事業へと乗り出し,海外の人気タイトルの日本向けパブリッシングや支援を通じ,およそ1年で独自の存在感を示してきた松竹ゲームズ。その取り組みの現在地を知るべく,会場で事業開発本部 イノベーション推進部 ゲーム事業室 室長の石毛宏明氏に話を聞いた。

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 BitSummitにはこれまで2回,ビジネスミーティングでの参加をしたことがあるが,ブース出展は今回が初。「MiSide -ミサイド-」「SONZAI」「夢幻桜楼閣」「リターン・フロム・コア」「BrokenLore: UNFOLLOW」,そして発表されたばかりの新作「ヨグ=ソトースの庭」(原題:Yog-Sothoth’s Yard)など,注目のインディータイトルを多数出展した。

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 「日本のユーザーさんからのタイトルへの期待の高さは,SNSなどを通じて感じていました。こうして現地での反応を直接見ると,あらためて“出展してよかった”と思えますね」と,リアルイベントならではの手応えと喜びがあったという石毛氏。物販も「思った以上に興味を持っていただけた」と話し,日本版の発売前ということもあって大きな反応は想定していなかった「ヨグ=ソトースの庭」にも多くの関心が集まったことは,うれしい意味で予想を上回るものだったという。

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 日本では当然のように知られる松竹だが,海外ではその名前を初めて耳にする人も少なくない。興味を持って話しかけてくる海外のゲーム関係者に「どんな会社なのか」と尋ねられることもあり,そこで「130年以上の歴史を持つ映画や演劇の会社です」と伝えると驚かれることが多いという。
 近年のインディーゲームでは,“ナラティブ”や“アート性”といった要素への注目がさらに高まっている。そうしたなかで,長年にわたって日本の芸能・エンタメを支えてきた松竹の歴史と実績は,そうした要素を重視している作り手たちにとっても信頼につながりそうだ。

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 松竹のことを知る人からは,「ゲームがヒットしたら映画にしてほしいとか,歌舞伎にできないかって言われることもあります」と笑顔を見せた石毛氏は続ける。ゲーム事業はまだ始まったばかりで,すぐにそういった展開が見えているわけではないが,「いずれはやってみたいですし,そういう展開につなげやすい環境があるのも松竹ならではの強みだと思います」と話してくれた。

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 TOKYO INDIE GAMES SUMMITや今回のBitSummitといったゲームイベントへ出展してきたことについてあらためて聞くと,「ゲームを作る人,遊ぶ人,いろんな立場の人の“生の声”が聞けるのが魅力ですね。あらためて,こういう場にはこれからも出展していきたいと思いました」と,ゲームイベントに出展する意義とその重要性について語り,BitSummitへの継続的な参加にも意欲を見せた。

 次の大きな舞台は東京ゲームショウ2025。さらに,「グローバルタイトルの取り扱いが多いので,将来的には海外のイベントにも挑戦したい」と,今後の展望についても話してくれた。

 日本のエンタメの老舗が歩み始めたゲームの道。芸能や映像制作の歴史に培われた“物語を届ける力”は,デベロッパからの信頼にもつながっているはずだ。これからどのように広がっていくのかを楽しみに見ていきたい。

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