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掃除ロボットのバトルに熱中。最大6人まで楽しめる対戦アクション「Roombattle」をプレイ[BitSummit]
「Roombattle」公式サイト
「Roombattle」は,もともとは学生プロジェクトとして評価されたタイトルで,Dust Gamesはそれを商品にするために設立されたという。メンバーは数年にわたってアルバイトをしながら開発を続け,今年に入ってからは,そのうち何人かが専業となってラストスパートに入っているそうだ。
「Roombattle」のルールは簡単で,武器を鼻に付け,赤い風船をお尻にぶら下げた室内掃除ロボットを操作して戦うというシンブルなゲームで,カジュアルに楽しめる。ほかのプレイヤーの風船を爆発させ,最後の1人まで生き残れば勝ちだ。
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正面や側面から敵に体当たりするとロボットが次第に壊れていくので,武器を装備した鼻先からぶつかることが重要になる。背後から迫ってくる敵を,部屋の家具を利用してかわしたり,敵の攻撃が外れたのを見て,すぐさま反転してお尻の風船を狙ったりなど,掃除ロボットらしい動きを使った臨機応変の戦術が楽しめる。
大型扇風機が回っていると,風で進行コースが変わるし,大きな絵画から別の絵画へワープできるギミックがあったりなど,ステージ演出は豊富だ。
「BitSummit」の会場に展示されていた「Roombattle」は2人対戦のみだったが,製品は最大6人のプレイヤーによるマルチプレイが可能。Dust Gamesの創設者でプログラマーでもあるアルナウ・レイグ・メンデス(Arnau Reig Méndez)氏によれば,小さなアリーナで相撲のように押し合うなどといったミニゲームも豊富に用意されているという。
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掃除ロボットのカスタマイズも可能で,ニンジンや刀など,さまざまな武器を鼻に付けたり,ボディの配色などを変更させたりすることもできる。これはあくまで見た目だけで,性能が変化することはない。メンデス氏は試遊で,日本の妖怪であるカッパのようなコスチュームを着たルンバを動かしていたが,ピンク色のユニコーンや海賊など,さまざまなデコレーションセットもサポートしているようだった。
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メンデス氏によれば,現在Dust Gamesは2026年中のリリースを目指してパブリッシャを探している段階で,「カジュアルに家族や友人と楽しめるから,コンシューマー機向けにもリリースしたい」と抱負を語っていた。
「Bitsummit」会場に来られないゲーマーでも,日本語に対応した「Roombattle」のデモがSteamのストアページで公開中なので,ダウンロードしてプレイしたり,ウィッシュリストに追加したりしてほしい。
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「BitSummit the 13th」公式サイト
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- ライター:奥谷海人
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