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印刷2025/07/22 10:58

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「Monolith」として2017年にリリースされたローグライクSTG「Star of Providence」が2025年に試遊出展されていた理由とは[BitSummit]

 2025年7月18日から20日まで,京都市勧業館みやこめっせで開催されたインディーゲームイベント「BitSummit the 13th」の会場に,「Star of Providence」PC / Nintendo Switch)が出展されていた。

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 本作は,ローグライク要素を取り入れたツインスティックシューターだ。360度自由に動き回り,射撃も好きな方向に打てる。マップはタイル状になっており,ランダム生成される部屋を1つひとつ攻略し,武器とアップグレードを取得しながら,最深部を目指すゲームだ。

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 どこかで見たことがある,という人もいるだろう。実は,本作のPC版は2017年に「Monolith」というタイトルでリリースされている。

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[2017/06/14 10:00]

 「なぜ,今になってBitSummitに?」という疑問に答えると,2023年にDLC統合など各種アップデートをしたうえで,Star of Providenceというタイトルにリニューアル。2025年2月には,BIGMODEというパブリッシャを獲得し,Switch版をリリース。同時に,武器やアップグレードなどを追加する大型アップデート「Into Oblivion」も配信された。
 さらに,7月のアップデートで日本語訳も改善されているなど,大きな動きがあったからだ。

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 Steamでは,Monolithからのレビューを含めて,2700を超えるレビューのうち96%が好評を記録(本記事執筆時点)している。

2025年2月にレビュー数が急増している
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 探索するダンジョンの1部屋は,正方形で1画面に収まる小ささで,戦闘のテンポがとてもいい。短距離を一瞬で移動できるダッシュが利用でき,敵の猛攻を高い機動力で避けるなど,戦闘もスピーディーで,アクションゲームに近いプレイ体験だ。
 ツインスティックではなくなってしまうが,キーボードとマウスで操作すれば,それをより感じられる。

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 武器はレーザーやドリル,ソード,ファイヤボールなど13種類以上が登場する。武器は1つしか持てない分,使い分けなどは考えなくていい。弾薬は有限で,使い切ると初期武器に戻るという形だ。

 また,攻撃力や連射力を上げたり,弾のサイズを大きくしたり,追尾性能や貫通能力を付与したりするアップグレードも存在する。出現する敵もアイテムも,マップもランダムなので,周回ごとに戦略を考える必要がある。

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 本作におけるランダム要素は,あくまでゲームプレイの多様性のために導入され,クリアにそこまで運は必要ないとのこと。実際に,試遊ブースでは,1周目のプレイで,かなりダンジョンの深くまで進んでいるプレイヤーも見かけられた。

 開発を手がけるTeam D-13は,もともとオンラインで知り合った4人のシューティングゲーマーのグループだ。メンバーはヨーロッパがメインで,1人が北米に住んでいる。2012年から本作の開発を開始し,2017年にMonolithとしてリリースした。その後,タイトルを変更したのは,商標的な問題を回避するためだそうだ。

 パブリッシングに加わったBIGMODEは,登録者750万人を超えるYouTuber・Jason氏(videogamedunkey)と,彼の妻Leah氏が2022年に立ち上げたインディーゲームパブリッシャだ。2024年にリリースされた高評価メトロイドヴァニア「Animal Well」のパブリッシングを担当しており,Star of Providenceは2つ目の担当作となる。



 BitSummitでは,海外からの来場者も多く,BIGMODEのロゴを見て,写真を撮っている人もちらほら見かけた。Animal Well,Star of Providenceに続くパブリッシング3作目についての発表はないが,今後の展開をチェックしておきたいパブリッシャの1つである。

「Star of Providence」ニンテンドーeショップ

「BIGMODE」公式サイト


「BitSummit」公式サイト

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