モンゴル帝国時代の伝令使として愛馬と駆け巡る。オープンワールド型ADV「Windstorm: The Legend of Khiimori」，ゲームプレイ映像を公開

　ドイツのミュンヘンを拠点にするAesir Interactiveが，Mindscapeがパブリッシングを担当するオープンワールド型アドベンチャー「Windstorm: The Legend of Khiimori」のゲームプレイを紹介する最新トレイラーを公開した。


　「Windstorm: The Legend of Khiimori」は，モンゴル帝国時代の13世紀に，ユーラシア大陸全土に張り巡らされて，情報伝達システムに大きな変革をもたらしたとされる，郵便制度「ヤム」をテーマにしたアドベンチャーゲームだ。
　プレイヤーは，オープンワールドで描かれた広大な領域の中で，馬を駆って草原や砂漠，雪山でルートを開拓し，与えられた情報をしっかり届ける伝令使としてプレイしていく。


　ヤムは史実によると，40kmごとに設けられた中継所まで駅伝のようにつないでいくシステムだったという。本作では異なる文化圏へも足を延ばし，道なき道を越えて野営もできるような，探索やサバイバル要素も加えられている。
　その旅路で必要なのが，愛馬との絆だ。馬を世話したり，複数の馬を使って疲労を分散させたりといった，シミュレーション要素も用意されるようだ。


　Unreal Engine 5で描かれる美しい大自然や気象変化が魅力的な「Windstorm: The Legend of Khiimori」だが，公開されたトレイラーでは，自分の馬を執拗に追いかけるオオカミに対し，石を投げて追い払おうとするようなアクションシーンも見られる。神話に登場する「風の馬（Wind Horse）」に関する謎も解き明かすことになるという。



　開発を手がけるAesir Interactiveは，「Horse Tales: Emerald Valley Ranch」といった馬をテーマにしたゲーム開発を行ってきたデベロッパで，今作はNinghtinGamesというデベロッパとの共同開発になっている。発売は，PCとコンシューマ機向けに日本語対応で2025年第3四半期を予定しているとのことなので，気になる人はウィッシュリストに追加しておくといいだろう。

• 関連タイトル：

  Windstorm: The Legend of Khiimori

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• ライター:奥谷海人

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