MOBA風のチャンピオンシステムと脱出型PvEバトルを融合した協力型ローグライト「Raiders of Blackveil」，Steamで早期アクセスを開始

　Wombo Gamesは本日（2025年12月15日），PC向け新作「Raiders of Blackveil」の早期アクセス版の配信をSteamで開始した。価格は2300円（税込）で，日本語にも対応している。


　本作は，IO Interactiveの共同設立者，かつ元スクウェア・エニックスクリエイティブチーフのJanos Flösser氏が率いるインディーゲームスタジオ・Wombo Gamesが手掛ける協力型ローグライトだ。

　「Tomb Raider」「Deus Ex」「Just Cause」「Hitman」といった名だたるシリーズに携わった開発陣たちによって，戦略性と緊張感に満ちた協力プレイ体験を楽しめる作品に仕上がっているという。


　本作の舞台は，産業化が進んだディストピア的なファンタジー世界だ。人間が支配する巨大企業ブラックヴェイルに虐げられた動物たちの反乱が描かれる。

　ゲームシステムはMOBA風のチャンピオンシステムに，RPGの戦利品システムとPvE脱出型バトルを融合したものとなっている。プレイヤーは仲間とともに敵地へと潜入し，可能な限りの装備を奪いつつ生還を目指す。


　選べるチャンピオンにはタンク，アタッカー，サポートなどの役割が用意されており，選んだチャンピオンによってチーム構成や戦略が変化する。
　また，300種類のスキルを含むドラフトシステムと，魔法使いやアサシンなどといった職業キャラクターたちとの組み合わせで，さまざまなシナジーを生み出せる。

　なお，今回の早期アクセス開始にあわせて，新エリア「Harvest Operation」が登場している。こちらでは，独自の攻撃パターンと挙動を持つ11種の新たな敵タイプや，2体のミニボス戦，高難度の最終ボスが実装されているとのこと。