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元スクウェア・エニックス社長の和田洋一氏がArii取締役に就任
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同社は,エンタメ,娯楽業界の総合商社として,トレカ,ホビー,カプセルトイなど,複数の専門事業部を擁し,多岐にわたる事業・サービスを展開している。
今後の重点方針として,事業承継や戦略的M&A・ロールアップによる事業基盤の拡大を目指しており,国内外のエンタメ業界で大型M&Aとコンテンツ開発を牽引してきた和田氏の経営知見とネットワークを取り入れることで,買収スキームの高度化,PMI(統合後経営)の迅速化,コーポレート・ガバナンス体制の一層の強化につなげる考えだ。
スクウェア・エニックスの和田洋一氏が代表取締役社長を退任

2013年3月26日,スクウェア・エニックス・ホールディングスは,和田洋一氏が代表取締役社長を退き,後任に,代表取締役の松田洋祐氏が着任すると発表した。また同社は,業績予想の修正と特別損失の計上を発表。事業再編に関する特別損失として,約100億円を計上するとしている。(19時30分,記事を更新)
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- 編集部:小西利明
Arii公式Webサイト
元スクウェア・エニックス社長
和田洋一氏が株式会社Ariiの取締役に就任
― エンタメ×M&Aロールアップで加速する成長とガバナンス強化 ―
写真左から新井貴雄、和田洋一
1.就任の概要
株式会社Arii(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新井 貴雄、以下「Arii」)は、2025年 8月 1日付で、元スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田 洋一(わだ よういち)氏が取締役に就任したことをお知らせいたします。
2.就任の背景・目的
Ariiはエンタメ・余暇・娯楽業界の総合商社としてトレカ・ホビー・カプセルトイ・韓国トレンド・体験コンテンツ・駄菓子・縁日など複数の専門事業部を擁し、個人事業主様から上場企業様まで様々な取引先様に対し多岐に渡る事業、サービスを展開してきております。今後は事業承継、戦略的M&A・ロールアップによる事業基盤の拡大を重点方針としています。そうした中で国内外でエンタメ業界での大型M&Aとコンテンツ開発を牽引してきた和田氏の経営知見とネットワークを取り入れることで、買収スキームの高度化、PMI(統合後経営)の迅速化、そしてコーポレート・ガバナンス体制を一層強化してまいります。
3.新取締役 和田 洋一氏の略歴(抜粋)
1959年5月28日生まれ/愛知県出身/東京大学法学部卒業
1984年 野村證券株式会社 入社
2000年 株式会社スクウェア 取締役兼CFO
2001年 同社 代表取締役社長
2003年 株式会社スクウェア・エニックス(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)代表取締役社長(合併統合を主導)
2006年 株式会社タイトー 代表取締役社長
2016年 同社退任後、複数のエンタメ関連のスタートアップ/上場企業で社外取締役・顧問を歴任
株式会社メタップス、ワンダープラネット株式会社、株式会社マイネット、株式会社GENDA、カバー株式会社 等(25年8月時点での退任済みの企業含む)
4.コメント
取締役 和田 洋一
「エンタテインメントは、今や日本を牽引する産業です。大きく脱皮しようとしている現在、次なる肝腎は、リアルとデジタルを繋ぎ、多様なメディアを跨ぐ事です。
Ariiの構想はまさに時宜を得ており、微力ながら彼らの目指す未来を応援させていただくこととしました。」
代表取締役 新井 貴雄
「和田氏はスクウェアとエニックスの歴史的合併だけでなく、タイトーをはじめとして素晴らしい企業のM&Aを行い、日本のエンタメ業界で初めて近代的な経営アプローチを取り入れた業界で最も尊敬できる大先輩です。エンタメ業界で事業を行うと決めてた時から和田さんには取締役に入ってもらいたいと思っていたので、やっとご一緒できることになりこれからが本当に楽しみです。今後は当社の事業承継戦略とグローバル化において、比類なき洞察力と経験に基づく知見、様々なネットワークを提供いただきながら弊社の飛躍的成長に尽力いただけると確信しています。」
5.株式会社Arii 会社概要(2025年8月現在)
会社名 株式会社Arii
設立 2017年12月14日
資本金 1億円(資本準備金等除く)
代表者 代表取締役 新井 貴雄
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-10-8
事業内容
エンタメ・ホビー・娯楽・余暇領域に特化した総合商社事業(トレカ・ホビー商材卸、業務用機器の販売、レンタル、エンタメ業界に特化したモール施設の運営ほか)
URL https://arii.jp
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